2013/01/31Vol.04

オリーブオイルの使い分け

オリーブオイルの使い分け

《バージンオリーブオイル》《オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)》は使い分けるのがスマートですね。

バージンオリーブオイル

バージンオリーブオイルとはオリーブの果実を搾ってろ過しただけの、なんら化学的処理を行わない一番搾りのオイルです。
官能検査や酸度の違いによって「エキストラバージン」「バージン」等に区別されます。中でも《エキストラバージンオリーブオイル》は、酸度が0.8%以下で最高級のオリーブオイルです。
香り高いのが特長で、サラダやマリネ、ドレッシングなど、香りを生かせるよう料理の仕上げに振りかけ、火を通さず使うのに向いています。

オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)

《オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)》は精製したオリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドし、クセのないマイルドな風味に仕上げたものです。
比較的安価なので、サラダ油がわりに、焼く、炒めるなど加熱する料理にもどんどん使えますね。

早摘みと遅摘みでさらに使い分け

オリーブオイルの産地として、イタリアが有名ですが、スペイン、ギリシャ、チリなどでも作られています。
それぞれの気候や土壌、オリーブ品種などにより出来上がるオイルの風味や個性が違います。
南北に長いイタリアでは地方ごとに多くのオリーブ品種があり、風味も様々です。
主な産地はトスカーナ州、ウンブリア州、リグーリア州、プーリア州、カラブリア州 、シチリア州などです。

早摘み《フルッタート》と遅摘み《デリカート》

イタリアでは《フルッタート》と《デリカート》と言って、両者のタイプは全然違います。

早摘み《フルッタート》

早摘み《フルッタート》のタイプは早摘みしたグリーンオリーブ状態のオリーブ実が原料。グリーンがかった色合いとフレッシュで華やかな香り、快い苦味が特徴で、サラダ、肉料理等によく合います。

商品例 “フルッタート・インテンソ“

遅摘み《デリカート》

遅摘み《デリカート》のタイプは遅摘みの熟成したブラックオリーブに近い状態のオリーブ実が原料。濃い色合いと豊かでピリッとした強い苦味が特徴。魚、卵料理等によく合います。

商品例 “デリカート“

《エキストラバージンオリーブオイル》のなかでもお料理によって、さらに使い分けられたら楽しいですね。

オリーブオイルの豆知識

地中海式ダイエット

数年前話題になりましたね。地中海地方では数千年にわたりオリ−ブオイルを使用してきました。
地中海式ダイエットとは、地中海沿岸に伝わるオリ−ブオイルやトマトを中心としたヘルシ−な食生活のこと。ここでの「ダイエット」とは、本来の「食事」という意味。
アメリカの研究者が地中海沿岸地域では心臓病の発生率が少ないことを発見、研究によりその秘密はオリ−ブオイルに隠されていたと発表。大ブームになりました。
イタリア料理だけでなく、ふだんのメニューにも積極的にオリーブオイルを採り入れてはいかがでしょう?

オリーブオイルってカロリーが低いんですか?

カロリーはサラダ油等に比べて明らかに低いということはなく、同等です。健康に良いと言われるのは悪玉コレステロールだけを減らすといわれる「オレイン酸」を豊富に含んでいるほか、必須脂肪酸やポリフェノ−ル、ビタミンEなど身体にうれしい成分を含んでいるからです。

オリーブオイルの上手な保存方法

開栓前:
光や熱に当たると退色したり風味が変化します。
高温や日光を避け、暗い場所に保管しましょう。
開栓後:
ワインと一緒で空気に触れると酸化しやすくなります。
使用後はしっかりと栓を閉めましょう。

また、オリーブオイルはその風味がいのちです。できれば開栓後1〜2ヶ月で使いきるのが理想的です。

表示モード: スマートフォン